ビザ・入国

パタヤでリタイアメントビザ(Non-O)を取る・更新する条件と流れ 2026

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この記事で分かること

  • リタイアメントビザ(Non-O)の仕組みと、O-Aビザとの違い
  • 資金条件(預金800,000 THB、月収65,000 THB、その併用)
  • 預金を置いておく期間と、更新後に下回ってはいけない額
  • パタヤ(ジョムティエン)で1年更新する流れと持ち物
  • 更新後も続く90日レポートとリエントリーパーミット

リタイアメントビザ(Non-O)とは

リタイアメントビザは、50歳以上の方がタイで年単位で暮らすための滞在資格の通称です。多くの場合、ノンイミグラントビザ(Non-O)で90日の滞在を得たうえで、「退職者としての滞在延長」を1年ごとに受ける形になります。一度取れば終わりではなく、毎年あらためて資金条件などの審査を受けて更新します。

リタイアメントビザでの就労はできません。タイで仕事をする場合は、目的に合った別のビザと労働許可が必要です。

名前の似たビザにO-Aがあります。違いは次の通りです。

項目Non-O(1年延長を重ねる)O-A
申請する場所日本のタイ大使館・総領事館、またはタイ国内のイミグレーションタイ国外のタイ大使館・総領事館
最初に得られる滞在90日。その後は1年ごとに延長1年
健康保険延長の条件には含まれないとする案内が多いタイの指定保険会社の健康保険への加入が必要
年齢50歳以上50歳以上

パタヤに住む日本人の方に多いのは、Non-Oから毎年延長する形です。この記事ではその流れを中心に説明します。

資金条件は預金800,000 THBか月収65,000 THB

資金条件は次のいずれかです。複数の代行会社、在住者団体、法律情報サイトで記述が一致しています。

方法条件主な証明書類
預金本人名義のタイの銀行口座に800,000 THB以上銀行の残高証明書と、申請日に記帳した通帳
月収年金などの収入が月65,000 THB以上収入を示す証明書
併用預金と年間の収入の合計が800,000 THB以上上記の両方
  • 預金はタイ国内の銀行口座に置きます。口座の開設条件は銀行や滞在資格によって異なり、以前より厳しくなっていると伝えられています
  • 月収で申請する場合、求められる証明書の形式は時期や管轄によって変わることがあります。申請前に、その時点で受け付けられる書類を確認します
  • 年齢は、延長を申請する日に50歳以上であることが条件とされています

預金を置いておく期間と下限

預金で申請する場合は、残高だけでなく「いつから置いているか」「更新後にいくら残しているか」も確認されます。2019年3月1日から次のルールになったと、在チェンマイ日本国総領事館が案内しています。

  1. 申請日の2か月前から、800,000 THB以上を維持します
  2. 延長が認められた後も、3か月間は800,000 THB以上を維持します
  3. その後は、次の申請まで400,000 THBを下回らないようにします

2回目以降の更新については「申請前3か月」とする案内もあり、情報源によって記述が分かれます。更新の時期から逆算し、早めに残高をそろえておくと安心です。

資金条件は、ご本人が実際に満たしていることが前提です。条件を満たしているか分からない場合は、申請の前にご相談ください。

最初のNon-Oを得る2つの方法

日本のタイ大使館・総領事館で申請する

渡航前に日本でNon-Oを申請する方法です。必要書類や資金の証明方法は在外公館ごとに定められているため、申請先の最新の案内を確認します。

タイ国内で切り替える

ビザ免除で入国した後、パタヤのイミグレーションでNon-Oへの切り替えを申請する方法もあります。パタヤの在住者団体は、次の流れを案内しています。

  1. 今の滞在期限の15日以上前に、Non-Oへの切り替えを申請します(申請料2,000 THB)
  2. 認められると、90日の滞在が与えられます
  3. その90日の期限の30日前から、1年の延長を申請します(申請料1,900 THB)

切り替えの段階でタイの口座に800,000 THBがあることを求められ、預金の期間についても、公表されたルールより長い期間を求める運用があると伝えられています。2026年9月15日からビザ免除は30日になったため、入国から切り替えの申請までに使える日数が短くなっています。制度の変更点はビザ免除30日と延長の記事にまとめています。

パタヤ(ジョムティエン)での1年更新の流れ

パタヤに住む方の更新は、ジョムティエンのイミグレーション(チョンブリー入国管理局パタヤ支所)で行います。施設の概要や混雑を避けるコツはジョムティエンのイミグレーションの記事をご覧ください。

  1. 期限の30日前から申請できます。パタヤでは30日前からとする案内が多く、45日前から受け付けるバンコクとは異なります
  2. 申請日の朝、銀行で通帳を記帳し、残高証明書を発行してもらいます。残高証明書は申請日の日付のものが求められ、銀行が開く前に申請する場合は前日付でもよいとする案内があります
  3. 書類をそろえてイミグレーションで申請し、申請料1,900 THBを支払います
  4. 審査を経て、1年の延長を受けます。パタヤでは、翌日以降に受け取りに来るよう案内されることがあると伝えられています

持ち物

書類補足
申請書(TM.7)写真を貼って記入します
証明写真4×6cm
パスポート原本とコピー顔写真ページ、ビザ、最新の許可スタンプ、入国スタンプなど
銀行の残高証明書申請日の日付のもの
通帳申請日に記帳したもの。原本とコピー
住所を示す書類賃貸契約書、住居の届出(TM.30)の控えなど
申請料1,900 THB

通帳の入出金がまとめて記帳されている場合は、過去12か月分の銀行の取引明細を求められることがあります。月収で申請する方は、収入を示す証明書を加えます。

更新でつまずきやすい点

  • 預金を置いた期間が足りない、または更新後に下限を下回った記録がある
  • 通帳の記帳日や残高証明書の日付が、申請日と合っていない
  • 住居の届出(TM.30)の控えや、住所を示す書類が手元にない
  • 申請が早すぎて受け付けられない、または期限の直前で書類の不足を直す時間がない
担当官の判断で追加の書類を求められることがあり、前回と同じ書類で通るとは限りません。期限の30日前を目安に動き始めると、不足があっても期限内に整えられます。

更新後も続く2つの手続き

リタイアメントビザで暮らす間は、次の2つも欠かせません。

  • 90日レポート: 90日ごとに住所を届け出ます。やり方は90日レポートの記事で説明しています
  • リエントリーパーミット: 一時帰国などで出国する前に取ります。取らずに出国すると、1年の延長はその時点で終わります。詳しくはリエントリーパーミットの記事をご覧ください

よくある質問

年金だけで条件を満たせますか

月65,000 THB以上の収入を証明できれば、預金なしでも申請できます。収入が足りない場合は、預金と合わせて合計800,000 THB以上にする方法があります。

更新はいつから申請できますか

パタヤでは期限の30日前からとする案内が一般的です。書類の不足に備えて、30日前を過ぎたら早めに申請します。

更新後、預金はいくらまで下げられますか

延長が認められてから3か月間は800,000 THB以上を維持し、その後も400,000 THBを下回らないようにします。

仕事をしてもよいですか

リタイアメントビザでは就労できません。仕事をする場合は、目的に合ったビザと労働許可が必要です。

2026年9月25日時点の情報です。制度は変わることがあるため、最新の運用は現地でご確認ください。

当社のビザ取得・更新では、リタイアメントビザの新規申請と更新について、書類のご案内、銀行での残高証明の取得の同行、ジョムティエンのイミグレーションへの同行と通訳を日本語でお手伝いしています。口座をお持ちでない方は銀行口座開設サポートもあわせてご相談ください。

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